ド素人がPC自作してマイニングした結果
ご無沙汰してます
最近はシストレを少しお休みし、ブロックチェーンの勉強に勤しんでおります。
遠からずブロックチェーンは株・投資信託の世界にも深く関わってくる技術なので(もうすでにかな)、今のうちに勉強しています。
色々と思いはありますが、前置きは短めで。
今日の記事は、マイニングの収益や費用、自作PCで買った部品などをツラツラ紹介していきます。
の前に、PC自作したことねぇって人で自作したいと考えている人は、この動画を見るのがとても勉強になります。
長いですが、どんなパーツをどこで使うのかがわかります。
この動画を見て、買うパーツ自体はここから紹介するものから選んでいけば、きっと作れるはずです。
また、今回私が作ったのはマイニングリグではありません。(マイニングリグ = マイニング専用機)
一般的なPCをちょっとマイニングしやすくカスタマイズしています。
マイニングってどうやって始めるの?
3つを用意します。
- マイニングソフトウェア
- PC
- ウォレット
この記事はPCの用意に関する記事です。
詳しくはこのページが詳しい!(アウトソース!)
気になる利益は?
ここからちゃんと書きます。
マイニングを始めたのが1月10日。
GPUマイニング開始!!
— どず (@kabkansai) 2018年1月10日
そして、今(1月28日)。
19日間、基本的にはフル稼働で0.0073BTC。
今のBTCレートは1BTC = 1,273,439円なので、日本円換算だと9177円です。
1日あたり483円。
これがマイニングで得た収益です。
利益を計算するには、ここから電気代を引く必要がありますね。
電気料金を計算するサービスがあったのでこれを利用します。
だいたいこんな感じかなぁ↓
消費電力は750kW 1日の使用時間は24時間 使用日数は1日 1kWh単価は、20円(東京電力だと、1kW = 15円 ~ 20円くらいが相場のよう)
主婦の方はこの電気計算は手慣れているのかな。
私は初めてやりました。
やったことな人からすると細々してますが、まとめると1日マイニング用のPCを動かしたら...
1日あたりの電気代は360円くらいです。
1日の収益は483円 - 1日あたりの電気代は360円 = 利益123円
1日あたり120円くらいの利益なので、1ヶ月になると3600円(チャリーン)
こりゃ厳しい...
初期投資の額を考えると、回収に時間がかかりそうです。
ただ、この電気代金の計算はけっこうアバウトで、言わば理論値です。
ちゃんと使用電気量をはかって計算してみたいです。
マイニングにかかる費用(買ったものを紹介)
マイニングにかかる費用は、電気代とPC代です。
電気代はさきほど言ったとおりとして、PC代がいくらかかったのかをツラツラと書いていきます。
PCは自作したので、費用を抑えれるところを抑えつつ、ガッツリかけるところはかけています。
※ヨドバシで買ったので、URLリンク先のAMAZONの値段はちょいちょい違います。
※基本はAMAZONのほうが安いかな。
マザーボード:9970円
金はかけなくていい。CPUとGPUがのればいい。
注意点が一つあって、CPUのソケットの型とマザーボードのソケットの型が合うかは確認した方がいいです。
わからなければ、ヨドバシかドスパラあたりの店員さんに聞きましょう笑
私が選んだのはこれ。
windows10:17760円
ここも節約したい人は、Linux系でもいいかも。
私は今回始めPCを自作したこともあり、トラブルが起こったときの対処ができる気がしなかったので、無難にwindows10にしました。
CPU:12690円
マイニングにCPUの性能は必要ありません。
Core i3すらも持て余すので、PENTIUMかCELERONがいいです。
電源:18240円
これは金かけるところです。
必要以上はいりませんが、電力が足りていないとPCが落ちます。
バッテリーはプラチナ、ゴールド、シルバーというクラスがあり、私はゴールドを買いました。
750Wまで耐えれるもの買ったので、GPU2台でもちょっと余裕を残して動かすことができます。
電源はGPUの消費電力を見ながら、選ばないといけません。
わからなければ店員さんに!笑
USB型無線LAN:2290円
普通はデスクトップは有線ですが...
私の場合は、固定のLANを引いていいないので、必要でした。
高いマザーボードなら無線LAN対応してたりするのですが、安いマザーボードなので...笑
地味な出費です。
グラフィックボード:31980円 * 2
ふんだんに金かけるところ。
私は「NVIDIA GTX 1060 6GB」を2枚買いました。
注意点として、メモリは6GB欲しいです。
1060は3GBバージョンもあるのですが、マイニングするなら6GBが無難です。
GPUは高いものから安いものまで、色々あるのではじめは何を買えばいいかわからないと思います。
そんなときは、nicehashが提供しているprofitability calculatorを使いってみましょう。
マイニング界隈でどんな機器が使われて、どのくらい稼げるかがだいたいわかります。
ちなみに、GPUで一番収益が多いのは、NVIDIA GTX 1080 Ti です。
1日あたり581.74 JPY稼げます。
がしかし、値段もいいお値段でだいたい9万か10万します。
私が買ったNVIDIA GTX 1060 6GBは、1日あたりの収益は306.34 JPYですが、値段は3万くらいです。
ふんだんに金をかけつつも、コストパフォーマンも見ながら判断するのがベストです。
電源ボタンスイッチ:414円
PCケースを買わない人は必要だと思われる。
私はPCケースは、熱がこもると思ったので買わずに組み立てました。
PCケースの電源ボタンに接続するのが普通ですが、ケースがないので、直接スイッチをマザーボードにつけます。
※ギーク感ハンパない
耳栓:400円
私は部屋が一つしかなく、マイニングPCの隣で寝ています。
ファンの音がうるさすぎたので、買いました。
余計な出費です。
ちなみにこだわりポイント
PCケースなし。熱がこもりやすくなるので、あえて買わず。
HDDもいりません。
この2つ削ったので、わりと安くは抑えられてますが、CPUをCELERONにするなど、まだ下げ幅はありますね。
あと、私はすでに持っていおり、また多くの人が持っているであろう、モニターやマウス、キーボードは計算に入れていません。
こんな感じでざっと、合計は150843円。
約15万円。
(ヨドバシポイントは考慮なし。10%つくのでわりとでかいですが。周辺機器はポイントで買ってます)
1ヶ月3600円だとすると、41ヶ月で初期投資が回収できますね笑
3年ちょっとか...なが。
と言っても、これは現在のBTCのレートで計算した結果です。
(ちなみに1月は相次ぐビットコインの暴落があり、1月頭からかなり収益は落ちています)
ここからマイニングを始めるとなると、アルトコインになると思います。
やるとすれば、値上がりの期待も込めて、という感じですね。
私はこの自作したPCでnicehashというサービスを使ってマイニングをしています。
また、今はもう使っていないPCでBitZenyという仮想通貨もマイニングしています。
BitZenyはCPUでマイニングできる仮想通貨ですが、マイニングの収益は完全な赤字です。
ただ、個人的に期待しているところもあり、マイニングを続けています。
まとめ
マイニングは濡れ手に粟ではない、というのは間違いないですね。
ただ、マイニングは楽しいですし、ブロックチェーンのいい勉強になるので、オススメです。
マイニングの将来性も触れたいところでしが、文字数も多くなっているので今日のところはこれで終わり!