証券外務員一種はトレードに役立つのか!?
目次
証券外務員一種を取得しやした
7月はちょいと証券外務員の勉強を多めにしていました。
コードが書けなくてめっちゃストレスな期間でしたね。
あーっ、やっと終わった!!!
証券外務員一種を勉強しながら、ずっと思ってたことはこれってトレードに役立つのだろうか。
ということで、考えたことをまとめます。
他のトレーダーで取得に悩んでいる人の助けになったら幸いです。
そもそも証券外務員一種ってどんな資格?
証券外務員一種は、証券業界のことが幅広く問われる資格です。
金融商品を扱う人は、必ず取得しなければいけない資格で、銀行の窓口の人や証券マンはみんな取得しています。
ちょっと前ですが、合格率はこんな感じ。
2015年
【受験者数】
58,379人
【一種試験合格率】
45.6%
ちなみに問題はこんなのが出ます。
問題は基本的には2択です。
委託保証金に相場の変動で計算上の利益が発生した場合には、他の建て株の保証金に充当することができる。
これの答えは○。(たぶん)
金融商品取引業者が顧客に対して貸し付けるのは、差し入れた委託保証金と約定代金との差額である。
これの答えは×。(たぶん)
問題は正直、暗記ゲー。
トレード経験あったほうが有利だとは思いますが、ただ実感が湧きやすいので覚えやすいだけです。
覚える量が膨大なので、トレード経験が役に立たない部分のほうが多いです。
ネットで検索すると、勉強時間はだいたい100時間くらいが目安っぽい。
期間で言うと、1ヶ月〜2ヶ月くらい。
実際、私も勉強したのはちょうど1ヶ月くらいです。
通勤時間の往復2時間 × 20日くらい。
プラスαで試験前のラストの1週間は、仕事が終わってからカフェにこもって2,3時間は勉強しました。
あと、試験前のラストの1週間は土日もフルで勉強したなぁ(涙)
トータルで、80時間くらいかなぁ?(めっちゃ概算)
証券外務員一種の概要はざっとこんな感じでした。
証券外務員一種はトレードに役立つのか
5段階評価で行くと...
1 : 役に立たない
2 : どちらかというと役に立たない
3 : 普通
4 : どちらかというと役に立つ
5 : 役に立つ
私の評価は4の「どちらかというと役に立つ」です。
理由は。
証券知識の全般を網羅できるからです。
例えば、私はトレード経験はあるものの、経験していたのは株式、信用取引、投資信託、これくらいでした。
証券知識は自分がやったことのある範囲のみで、自分がやったことのない取引、例えば、先物、オプション、国債などの知識は皆無でした。
他にも、恥ずかしながら信用取引をやっていたにも関わらず、委託保証金についてはおぼろげな理解のままでした。
追証はどうなったら発生するのか、なんてことは証券外務員一種で勉強しました。
こういった、個人で取引する際に調べるのがちょっと面倒で飛ばしてしまった知識や、自分が経験していなかった取引などの知識を獲得するには結構良い資格なんじゃないかな、と思います。
ここまでだと、評価5で良いような気もしますが...
評価が下がった理由は、なんせ無駄な知識が多いんだ。
そんなこと知らなくてもええやろ!的な知識がけっこう多い、ゆえに勉強するのがめんどくせぇ。
正直、細かいところを覚えだすとキリがないくらい覚えること多いです。
そして、細かい知識は勉強しても、あまり点数に反映されなかったりします(配点が低い)
証券外務員一種はモチベーションとの戦いです。
モチベーションが保てる人なら、勉強して損はしないのではないでしょうか。
最後に。
もちろん、誰もがわかっていることですが、この資格がトレードの利益に繋がるわけはありません。
トレード方法についての資格じゃないですしね。
あくまでも知識です。
もちろん、得た知識をさらに深めてトレードに活かすことはできると思います。
トータル、周りの人にこの資格を強く薦めることはないと思います、薦めるとしても、とってみたらおもしろいんじゃないー?くらいの熱量で薦めると思います。
ただ、しっかりとトレードしたい人なんかはどこかのタイミングで取るべきだと思いました。(証券の知識は網羅しておいたほうが、何かと得!)
以上、終わり!